肩こりからくる腰痛の改善法
日々の姿勢が痛みを引き起こします。
パソコン作業、デスクワークの多い方は
読んで肩こり腰痛の改善予防につなげてくださいね。
肩こりがずっとあり、
マッサージしてもまた肩がこり
最近は腰が痛むようになってきた…
ということはありませんか?
肩こりから腰痛になったケースです。
肩こりを放っておくと腰痛になります。
腰痛は悪化します。
その理由は前回の記事をご覧ください。
肩こりを放っておくと腰痛が悪化する
肩こりからの腰痛をどうやって改善したのか?
を事例を交えて分かりやすくお伝えしますね。
肩こりから腰痛になるメカニズム
肩こりで悩んでいたYさん。
首こり、頭痛もありました。
毎週マッサージに通っていたけれど
すぐに戻ってしまい
なかなか良くなりませんでした。
すると、だんたんと腰が痛くなり…
身体を反ると痛い
まっすぐ立つのが辛い
ひねるのも痛い
もちろん肩はガチガチ。
Yさんの生活習慣を聞いたところ、
仕事は1日中パソコン作業。
生活習慣を聞けば大体の原因は分かります。
Yさんの姿勢を見ると、
パソコン操作が多いので手が内に入り
肩が内巻きになっていました。
この姿勢は、腕や脇の下、胸の筋肉がよく使われます。
いつも使っていれば
疲労して緊張し硬くなっていきます。
するとどうなるか…
肩が内巻きになり肩が前に出る
↓
頭も前に出る
↓
お尻が後ろに出る
↓
身体は傾むき、
バランスが悪いのでしぜんと身体を起こす
↓
反り腰になる
↓
腰の骨がぶつかり腰が痛くなる
狭い関節がぶつかって痛みが出てしまう、
というメカニズムです。
気づかない姿勢の歪みが痛みにつながる
デスクワークで座りっぱなしになると
お尻が硬くなり、股関節も固まってしまうので
お尻が出たままになってしまいます。
自分では気づかない姿勢の歪み
この気づかない歪みが身体に負担をかけ
痛みを引き起こしているのです。
肩こりからくる腰痛の改善法
そこで、Yさんの腰痛をどう改善したでしょう?
Yさんはパソコン作業が多く、
もともと肩こりだった
ということが改善のポイントになります。
パソコンを打つ時の姿勢は、手首を内側にねじりますよね。
手首を内側にねじった状態で作業するので
腕も内側にねじれ、肩も内側にねじる動作です。
姿勢は猫背になり肩が前に出ます。
すると肩甲骨が外側にズレてくる。
そして、首から肩にかけての筋肉(僧帽筋)が引っ張られ
肩こり、首こり、頭痛が出てしまった
というわけです。
痛みはその筋肉に出ていますが、
肩をマッサージをしても肩甲骨の位置はそのまんま
なので肩こりは良くならず元に戻っていたんですね。
そして腰まで痛みが出てしまったわけですが…
整体とヨガとセルフケアで腰痛が改善
手首のねじれが肩こり腰痛を引き起こしていました。
では、どのようにして改善したのかと言うと
肩甲骨の位置を元に戻してあげれば良いのです。
Yさんの肩甲骨の位置を元に戻してあげるために、
胸の筋肉、脇の下の筋肉を主にゆるめてあげました。
そして、自分自身でもできるセルフケアを続けたところ
内巻きだった肩は戻り、胸を広げられるようになりました。
すると、頭の位置も戻り
反っていた腰も肩甲骨の位置を戻すことによって
骨盤が安定し腰痛も改善されたわけです。
Yさんの場合は、肩甲骨を戻す施術とヨガとセルフケアで
肩こりと腰痛を改善できました。
仕事の合間にセルフケア
お仕事でパソコンを使う方は、どうしても腕が内側に入ってしまうのは仕方のないことです。
パソコンをやらない、なんて出来ませんからね。
こういう場合には、
仕事の合間にセルフケアをして
肩甲骨が外側にズレないようにしてあげます。
そして、正しい姿勢を身に付け
普段の姿勢を意識して生活することで
痛みは元に戻らなくなります。
自分がどんな姿勢でいるのか?
どんな動作が姿勢を悪くして
どこに負担をかけて痛みが出ているのか?
これを知ることがまず最初であり、とても重要です。
あなたは、ご自分の姿勢がどんな状態か知っていますか?
気づかない癖はありませんか?
それが、コリや痛み不調の原因になっています。
もし分からなければ私が見てあげられますよ。
ぜひご相談くださいね。